【ダイエット】部分痩せは出来るのか【港南台 パーソナルジム】

こんにちは！

横浜市港南区の、港南台駅徒歩6分の好立地で、ジムを営業させていただいております、

パーソナルジム D-Buddy代表 坂田です！

今回は、部分痩せかできるのかというテーマで記事を書かせていただきました😊

YouTubeなどで1日5分で部分痩せ出来る！のようなタイトルの動画や、ネットでは脚痩せ、お腹痩せ、二の腕痩せなどなど色々な部分痩せのキャッチーなフレーズを耳にすることがあると思います。

果たしてそれを実行して部分痩せを出来たヒトがコメント欄以外で本当に実在するのかは別として、少し詳しい方は部分痩せはしないなんていう話も聞いたことがあると思います。

今回は、書籍の情報や私の見解も含めて部分痩せ出来るのかというテーマに私なりに回答させていただければと思います👍

みなさんなかなか気になるテーマだとおもいますので、ぜひ、最後までご覧ください。

1.　部分痩せは出来るのか【定説】

運動生理学的に考えると『部分痩せは出来ない』と言うのが定説になっています。

体脂肪はカラダがエネルギーを必要とした際に利用されます。

部分痩せが起こると言うことは、例えばお腹のトレーニングをするとお腹周りの体脂肪からエネルギー源に分解されて積極的にエネルギーに変換されるという事になりますが、脂肪細胞の代謝経路から考えると、そんな事は起こらず、カラダ全体から脂肪細胞を少しずつ分解してエネルギーとして利用されているという事から現在の定説になっています。

2.　部分痩せが出来る理由

定説では『部分痩せは出来ない』という結論に落ち着いていますが、カラダは解明されていない部分が多く、今現在も色々な研究が行われています。

そんな中で、当然と言えるかもしれませんが、部分痩せが出来るという意見や研究も存在します。

・ホルモンバランスを調整することで部分痩せが可能という説

まず、女性と男性では、筋肉や脂肪の付き方が違いますよね。

女性は、お尻、二の腕、内もも、膝周り、腰回り、胸などに脂肪を蓄えやすいと言われています。

コレは、女性が妊娠する事が理由で、お腹の赤ちゃんを守るために脂肪を蓄えやすくなっていると考えられています。

この脂肪の付き方には、女性ホルモンによる影響が大きいのです。

女性は女性ホルモンが優位な為、筋肉が付きにくく、妊娠に備えて、体脂肪を蓄えやすいのです。

裏を返せば、女性ホルモンの量を減らせば上記に挙げた女性の体脂肪が溜まりやすい部位に脂肪が溜まったり、相対的に男性ホルモンの量が増えるため、筋肉が付きやすくなったりと部分痩せの効果が理論上期待できるというものです。

部分痩せされたい方には、目からうろこの情報化もしれませんが、ホルモンバランスの乱れは、胸が小さくなってしまったり、筋肉質になってしまったりと女性らしさを失う事になりかねないですし、健康的な方法ではないのでオススメはしません。

・ミトコンドリアによる部分痩せ説

手の甲や、ふくらはぎなど体幹部から遠い部位は脂肪が付きにくく、太ももや、二の腕、お腹周りなどの体幹部や体幹部に近い部分に脂肪が溜まりやすいです。

コレは、手や足は先端になればなるほど日常生活で活発に使われている事で血流がよく、ミトコンドリアが大量に分布しているから体脂肪が付きにくいという考え方です。

この考え方なら、当然、部分痩せしたい部位のミトコンドリアの量が増えれば部分痩せ出来るという事です。

血流をよくして、ミトコンドリアを増やす方法として、筋トレが挙げられます。

特に、遅筋線維という持久力を担当する筋肉にミトコンドリアは多くなりますので、遅筋線維をメインに筋力トレーニングを行うことで部分痩せをするという方法です。

遅筋線維を増やすには、ハイレップスのトレーニングが推奨されます。

例えば、15回で限界を迎える位の強度で負荷をかけて3セットほど出来るといいですね👍

3.　著者の見解

最後に、上記2項を踏まえた著者の見解になります。

私は、部分痩せが出来ない派閥です(笑)

部分痩せ出来る派の意見も非常に分かります。

女性ホルモンの調整は健康面も考慮すると現実的ではないですが、ミトコンドリアによる部分痩せは出来そうだなとも思いましたが、今までの経験を踏まえて、部分痩せは一般の方に限っては起こらないと考えていいでしょう。

ミトコンドリアの方法は、ボディビルダーなどの、かなりハードなトレーニングを日常的に行っている方なら、ミトコンドリアが増えることもあり得ると思いますが、部分痩せをしたいと考えている方が、トレーニング上級者である可能性は低いと思われますので、恩恵を受けられるまでトレーニングを行えることが考えにくいのと、そこまでトレーニングをされた際に、果たしてそれがミトコンドリアによるものかの判断をする事は難しいと思います。

体幹部に脂肪が付きやすい件には、諸説ありまして、私が有力だと思う説は、脂肪は衝撃から身を守る機能も備えていますので、内臓を守るために体幹部に脂肪をため込みやすいという説です。

後は、これまでの人生で色々なカラダを見てきましたが、お腹周りの脂肪が薄くて、体幹部から離れた部位の脂肪は付いているという人類に出会った事がないというのも大きな理由です(笑)

皆さまも思いでしていただくと、痩せている方は、全体的に脂肪が薄いですし、体脂肪の多い方は体幹部に脂肪が集中して肥満度合いによって、体幹部から離れた部分にも体脂肪が乗っているんではないでしょうか！

参考文献

田地陽一 編集：栄養科学イラストレイテッド 基礎栄養学 第4版(羊土社)

山本義德 著作：ダイエットの理論と実践

本ブログは以上になります！

駄文ではございましたが、最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

この記事が、皆様のダイエットの少しでもお役に立てれば幸いに存じます。

また、横浜市港南区に在住、在勤の方や、港南台駅、洋光台駅、本郷台駅をよくご利用される方でジム･パーソナルジムにご興味のある方は、ぜひ一度、D-Buddyにお問い合わせいただければ、皆様のお力になることをお約束致します。

記事：パーソナルジム D-Buddy代表　坂田 隼

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